お菓子・甘味類

ケーキの保存方法・賞味期限は?冷凍保存してもおいしく食べられるの?

ケーキ 保存方法

誕生日のお祝いや行事などでよく食べられるケーキ。

しかし、ホールケーキだと一度に食べ切ることができないことも多々あります。

せっかく特別な日のお祝いに買ったケーキですから、捨ててしまうことなく最後まで食べ切りたいですよね。

この記事ではケーキの種類別に保存方法や賞味期限、冷凍保存についてご説明します。

ケーキの賞味期限・消費期限

デコレーションケーキ

生クリームののったデコレーションケーキの賞味期限は、買った日を含めて1~2日です。

基本的には買う際に当日に食べるように言われているはずですから、おいしく食べたいのであれば当日、少なくともその翌日には食べきるようにしましょう。

消費期限は3~4日と言われていますが、フルーツが上にのっていたり中に入っていたりするならば2日が限度です。

ガトーショコラ

ガトーショコラはしっかりと火を通しているケーキなので、賞味期限は1~3日と少し長めです。

焼き立てではなく少し寝かせてからの方がおいしいので、特に2日目に食べることをおすすめします。

消費期限は4~5日と言われています。

生クリームが材料として使われているガトーショコラなら、もう少し早めに食べた方が良いでしょう。

ベイクドチーズケーキ

ベイクドチーズケーキも、ガトーショコラ同様しっかりと焼きあげているケーキなので、賞味期限は1~3日です。

こちらも一番おいしいのは2日目とされています。

消費期限は4日を目途にしましょう。

レアチーズケーキ

レアチーズケーキの賞味期限は1~2日です。

火を通さず生クリームなどを混ぜて冷やし固めているケーキなので、あまり賞味期限が長くありません。

消費期限は3日です。

生ものですので必ず3日以内には食べきってしまいましょう。

パウンドケーキ

パウンドケーキは中身に使われているフルーツにもよりますが、1週間ほど持つと言われています。

洋酒が入っているケーキなら1週間程度、ドライではないフルーツが入っているならもう少し早めに食べきることをおすすめします。

しかし、これらの期限はあくまでも目安です。

保存状態や製造過程など、あらゆる状況の変化で期限は異なります。

期限内であっても見た目や匂い、味などに異変を感じたらたとえ勿体ないと思っても食べるのは避けましょう。

ケーキの保存方法

保存場所

上記で挙げたパウンドケーキ以外のケーキは賞味期限、少なくとも消費期限以内に食べきる場合には冷蔵庫で保存します。

冷蔵庫の空きスペースが無かったり、冬場だからと安心して冷蔵庫にしまわなかったりすることもあるかもしれませんが、ケーキの適正保存温度は2~4℃とされているので必ず冷蔵庫で保存してください。

パウンドケーキは消費期限の範囲内であれば常温で保存できます。

しかし、真夏の暑い日には冷蔵庫へ一時避難させておいた方が安全です。

保存容器

パウンドケーキは、常温保存と冷蔵保存のどちらの場合も乾燥しないようにしっかりラップに包んで保存しましょう。

ケーキを冷蔵庫に入れる際の保存容器ですが、タッパーにいれて保存することをおすすめします。

買ったときの紙箱をそのまま保存の容器として使用するのは避けた方が良いでしょう。

きちんと密閉できていないので、冷蔵庫の匂いと湿気を吸収しますし、水分が逃げてスポンジケーキがパサパサになってしまいます。

タッパーに入れて保存する際にはタッパーの蓋にケーキを置き、その上に容器部分を被せて保存するとせっかくのケーキを崩してしまうことなく保存できます。

タッパー以外にも、専用のケーキカバーに入れて冷蔵庫で保存する方法もあります。

ケーキカバーは数百円から手に入れることができますので、よくケーキを食べる方は思い切って購入してみてはいかがでしょうか。

ケーキのサイズに見合うタッパーも無く専用のケーキカバーも無い場合には、お皿にケーキを乗せて鍋やボウルを上に被せるというのも手段の1つです。

どの保存容器の場合でも、直接ラップに包むことのできるようなガトーショコラなどは容器に入れる前にラップで包んでおくとさらにおいしい状態で保存できます。

ケーキは冷凍保存できる?

あまり知られていませんが、多くのケーキは冷凍保存が可能です。

そのため賞味期限・消費期限以内に食べきれない場合は、冷凍することをおすすめします。

冷凍保存のやり方

冷凍する際には、冷蔵庫での保存と同じ方法でタッパーにいれて保存しましょう。

形が崩れる心配のないケーキであれば、直接ラップに包んでジッパー付き保存袋にいれて冷凍するのでも構いません。

解凍方法

解凍は、冷蔵庫に移して自然解凍をしてください。

時間はかかりますが、衛生面では常温解凍よりもこちらの方が安心です。

電子レンジによっては、ケーキに余分な熱を通してしまうことなく自然に解凍できるものもあります。

急いでいる方は、こちらの手段も考えてみてください。

ただし、そういった解凍に適応していない電子レンジで無理に解凍することはやめましょう。

生のフルーツやカスタードを使ったケーキは冷凍に不向き

先ほど多くのケーキが冷凍保存できると言いましたが、冷凍保存に向いていないケーキもあります。

それは生のフルーツを使っているケーキやカスタードを使ったケーキです。

フルーツのあしらわれているデコレーションケーキなどを冷凍する際にはあらかじめフルーツを除いて冷凍するようにしてください。

まとめ

ケーキの保存方法・賞味期限、冷凍保存に関しては

要点まとめ
  • ケーキの賞味期限は基本的に1~3日のものが多い
  • 消費期限は3~7日までと、ケーキの種類で幅がある
  • 短期保存の場合はタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存
  • 長期保存の場合は同じくタッパーなどに入れて冷凍庫で保存(冷凍に向かないケーキもあり)
  • 解凍は冷蔵庫に移して自然解凍

これらがポイントです。

特別な日の大切なケーキですから、最後までおいしく食べきることができるように正しく保存してくださいね。