程よい甘味と濃厚かつさっぱりとした味、そして滑らかな食感が魅力のヨーグルト。
朝食やお菓子の材料、肉や魚の下処理など、何にでも使えるので重宝しますよね。
その上、値段も手ごろなので、いつも冷蔵庫に常備しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、気になるのが賞味期限ですよね。
ヨーグルトは乳製品なので、他の食材よりもより賞味期限に敏感になると思います。
そこでこの記事では、ヨーグルトの賞味期限切れが食べられるまでの期間や保存方法について解説します。
ヨーグルトの賞味期限
ヨーグルトの賞味期限については、未開封のヨーグルトと開封後のヨーグルトで大きく異なります。
未開封
未開封のヨーグルトは、商品に記載されている賞味期限を守っていれば問題ありません。
商品によっても賞味期限は異なりますが、普段スーパーでよく見かける有名なヨーグルトの多くは大体製造後15～21日程度が賞味期限として設定されています。
また、市販品でなく、手作りヨーグルトの場合は、3日程度で食べきると安心でしょう。
開封後
開封後のヨーグルトは、記載されている賞味期限関係なく、開封してから約2～3日以内に食べきることが大切です。
商品に記載されている賞味期限は未開封の時点での賞味期限なので、開封後のヨーグルトの場合は参考にしないようにしましょう。
また、開封して2～3日以内であっても、ヨーグルトが変色している場合や異臭がする場合は食べないようにしてください。
プレーンヨーグルトは比較的日持ちしますが、フルーツ入りのヨーグルトなどはさらに賞味期限が短くなる可能性もあるので注意が必要です。
開封後のヨーグルトを早く食べきりたい場合は、パンケーキをはじめとしたおやつや、タンドリーチキン、ヨーグルトドリンクなどにするとすぐに消費できるのでおすすめです。
特にヨーグルトドリンクは、牛乳とヨーグルト、お好みのジャムまたはフルーツなどをミキサーで混ぜるだけで、朝食やおやつにぴったりなドリンクが完成するのでぜひ試してみてくださいね。
賞味期限切れのヨーグルトはいつまで食べられる？
ヨーグルトに記載されている期限は、“消費”期限ではなく“賞味”期限（おいしく食べられる期限）なので、期限が切れたらすぐに食べられなくなるというわけではありません。
未開封のヨーグルトの場合は、たとえ賞味期限が切れていたとしても約7～10日は食べられるという声が多くあります。
しかし、基本的には賞味期限の範囲内に食べきるのが大前提です。
万が一賞味期限が切れてしまったヨーグルトを食べる際には、自己責任の上で、ヨーグルトの見た目や臭い、味などに違和感がないかなど、十分に様子を見て食べられるかどうかの判断をしてくださいね。
一方、開封後のヨーグルトに関しては、やはり開けて何日経っているかが重要です。
先ほど述べたように、開封後のヨーグルトは開封して2～3日以内に食べることがポイントとなってきますので、賞味期限が切れる前日に開封した場合は、そこから2日程度であれば食べられる可能性が高いでしょう。
ただし、この場合も自己責任に基づいて食べるということを覚悟した上で判断をしてください。
ヨーグルトの保存方法
つづいて、ヨーグルトの保存方法について説明します。
未開封
未開封のヨーグルトはそのままの状態で、10℃以下に設定された冷蔵庫内（ドアポケットは除く）で保存します。
10℃以下の場所で保存しないと、ヨーグルトの酸味が強くなってしまうので注意が必要です。
また、ドアポケットなどの振動がある場所でヨーグルトを保存してしまうとホエイという水分が出てきてしまうので、振動のある場所での保存も避ける必要があります。
ホエイが出てきたとしても、ヨーグルトが腐っているわけではないので安心してください。
ホエイには栄養が豊富に含まれているので、捨ててしまったりせず、ヨーグルトと一緒に食べることをおすすめします。
開封後
開封後のヨーグルトはしっかりとパックのフタを閉じ、10℃以下に設定された冷蔵庫内（ドアポケットは除く）で保存します。
1度開封すると上手くフタができないこともありますが、フタが開いている状態だとヨーグルトに冷蔵庫内の匂いが付着してしまうので、面倒でもしっかりとフタを閉じることが重要です。
また、開封後のヨーグルトを日持ちさせるためにも、ヨーグルトを食べる分だけお皿に移す際には必ず清潔なスプーンを使って取り出すようにしてください。
ヨーグルトの保存方法まとめ
ヨーグルトの賞味期限や保存方法に関しては、
- 未開封のヨーグルトの賞味期限は大体15～21日程度のものが多い
- 開封後のヨーグルトは賞味期限に関わらず、開封して約2～3日で食べきる
- 賞味期限が切れたヨーグルトは未開封であれば期限切れから約7～10日までは食べられることが多い
- 未開封のヨーグルトはドアポケットを避けた10℃以下の冷蔵庫内で保存
- 開封後のヨーグルトはしっかりとフタを閉じて保存することが大切
以上が大まかなポイントです。
ヨーグルトは私たちにとってとても身近な食品ですから、この記事を参考にしていただき、上手に保存して最後まで食べきっていただけたら幸いです。
ヨーグルトには沢山の活用レシピがあるので、余ってしまって期限内に食べきれないときには、ぜひお好みのレシピを見つけて試してみてくださいね。
