千切りキャベツの賞味期限・ベストな保存方法は？冷凍保存はできる？

コンビニでも手軽に販売されていて、もちろんご自宅でも簡単に作ることのできる千切りキャベツ。

ドレッシングをかけてサラダにしても、とんかつなどの揚げ物の付け合わせにしてもおいしいので、よく食卓に登場するのではないでしょうか。

このように何かと使う機会の多い千切りキャベツですが、キャベツ丸ごとの保存方法は大体分かってはいるけれど、千切りキャベツの賞味期限や保存方法に関してはよく分からないという方も多いと思います。

そこでこの記事では、千切りキャベツの賞味期限や保存方法、冷凍保存について説明します。

千切りキャベツの賞味期限

千切りキャベツの賞味期限は約2～3日です。

千切りキャベツは、カットキャベツの中でもみじん切りキャベツに次いで断面が多いため、傷むのが早く、賞味期限も短めとなっています。

上記の賞味期限の範囲内であっても、キャベツがドロドロに溶けてしまっている場合やぬめりがある場合、酸味のある臭いまたはその他異臭がする場合は、腐っている可能性がかなり高いので、食べるのはやめておきましょう。

また、コンビニやスーパーであらかじめカットされた千切りキャベツを購入した場合は、基本的には商品に記載されている賞味期限（消費期限）の範囲内で食べ切るようにしてください。

千切りキャベツを保存する場合は、必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。

翌日に食べ切ることが確定しているのであれば千切りキャベツをタッパーなどの密閉容器かジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保存するので構いません（コンビニなどで買った場合は、そのパックのまま保存してください）。

しかし、それ以降に食べる場合は、千切りキャベツにお酢かレモン汁を混ぜてタッパーやジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保存するか、あるいは水を張ったボウルに千切りキャベツを浸して冷蔵庫で保存しましょう。

水に浸けて保存する場合は、毎日水を変えることが長持ちのポイントです。

お酢やレモン汁を加えるのは千切りキャベツが酸化して茶色く変色してしまうのを防止するためで、水に浸すのは千切りキャベツがしなしなになってしまうのを防止するためです。

上記の方法を組み合わせて、ボウルに水とお酢またはレモン汁を入れ、そこに千切りキャベツを浸けて冷蔵庫で保存するという方法もあります。

このように、千切りキャベツの冷蔵保存の方法にはいくつか種類がありますので、お好きな方法を選択してください。

水に浸けて保存する方法を紹介しましたが、キャベツを水に浸けると、キャベツに含まれている水溶性のビタミンが水に流れ出て、栄養分を失ってしまうというデメリットもあります。

栄養分を失わずに保存したいと思う方は、水に浸ける保存方法は避けた方が良いでしょう。

千切りキャベツは冷凍保存が可能です。

千切りキャベツをしばらく使う予定がないという方は、冷凍保存をするのがおすすめです。

千切りキャベツを冷凍保存する場合は、千切りキャベツを15秒ほど茹でてから冷水にさらし、キッチンペーパーなどで水分を拭き取って、一度に使う分だけ小分けにしてラップに包み、さらにジッパー付き保存袋に入れて保存します。

茹でずに生のままで冷凍保存することもできますが、食感が悪くなってしまうこともあるのであまりおすすめできません。

生のまま冷凍保存してしまった場合は、炒め物など、加熱をする料理に使うようにしましょう。

冷凍した千切りキャベツを使う際は、解凍せずに凍ったまま料理に使用します。

どうしても解凍してから料理に使いたいという場合は、冷蔵庫に移して自然解凍をしてください。

ただし、解凍すると食感が悪くなりがちなので、それでも良いという方だけ解凍するようにしましょう。

千切りキャベツを冷凍した場合、冷凍保存ができる期間は約2週間です。

それ以上の期間冷凍保存することもできますが、やはりおいしさは落ちてしまうので、早めに食べましょう。

千切りキャベツのベストな保存方法は、状況によって異なります。

2日程度で食べきる場合は、お酢を混ぜたり、水に浸けたりして冷蔵庫で保存するのがベストな保存方法といえますが、しばらく食べる機会がないのであれば、冷凍保存するのがおすすめです。

以上のように、ベストな保存方法は、いつ食べるかなどの状況によって異なるので、その都度ベストな保存方法を選択して保存するようにしましょう。

千切りキャベツの賞味期限や保存方法、冷凍保存に関しては、

要点まとめ

以上が大まかなポイントです。

これらの方法で、千切りキャベツを上手に長期間保存して、色々な料理に役立てていただければ幸いです。