もずくの保存方法・賞味期限は？冷凍保存はできる？

意外と料理の汎用性があり、お味噌汁や天ぷらにしてもおいしいもずく。

夏はひんやりと冷えたもずく酢にしてさっぱりといただくのも捨てがたいですよね。

そんなもずくですが、保存方法についてはそこまでよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、もずくの保存方法や賞味期限、冷凍保存について説明します。

もずくの賞味期限・消費期限

もずくのタイプによって賞味期限は大きく変わります。

生もずく

生もずくの賞味期限は販売店によっても違うのですが、約14～30日ほどが賞味期限とされています。

なかには、1週間以内に食べきるように書かれている生もずくもあるので、基本的には表示されている賞味期限に従うようにしましょう。

塩蔵もずく

塩蔵もずくの賞味期限は約6ヵ月ほどです。

塩漬け加工されているので、生もずくと比べてかなり日持ちします。

味付けもずく

味付けもずくの賞味期限は約20～30日といわれています。

ただこれは未開封の賞味期限で、開封されている味付けもずくであれば2日程度が賞味期限になりますので注意してください。

特に直接お箸をつけて食べた味付けもずくの場合は、傷むのが早いのでその日中には食べておきたいところです。

乾燥もずく

乾燥もずくの賞味期限は、約1年です。

乾燥しているので大変長持ちします。

水に戻せば普通のもずくとして使うことができますので、早めに使い切る自信が無い方はこちらを購入するのが良いでしょう。

このようにもずくは比較的賞味期限の長い食材ですが、だからといってそういつまでも腐らないわけではありません。

変な臭いがしたり、カビがはえていたり、もずくがどろどろに溶けていたりするような場合、また味付けもずくに関しては、中の液体が濁っている場合なども腐っている恐れがありますので注意しましょう。

こういった状態になってしまっていたら消費期限が切れていると判断できます。

もずくの保存方法

次にもずくの保存方法を種類別にご紹介します。

冷蔵庫で保存

生もずく・塩蔵もずく・味付けもずくに関しては冷蔵庫で保存するようにしましょう。

特に生もずくは3℃以下で保存した場合の賞味期限が記載されていることが多いので、3℃以下の温度に設定されている場所で保存するようにしてください。

冷暗所で保存

乾燥もずくは常温保存が可能です。

その際は冷暗所で保存するようにしてください。

また、夏以外の涼しい季節においては塩蔵もずくも常温保存が可能です。

ただし、その際の賞味期限は1ヵ月ほどに縮まってしまうので注意しましょう。

こちらも常温で保存する際は冷暗所で保存するようにしてください。

保存の際はタッパーやジッパー付き保存袋に入れて保存

生もずく・塩蔵もずく・開封した味付けもずく・乾燥もずくに関しては清潔で密閉のできるタッパーやジッパー付き保存袋に入れて保存しましょう。

買ったときの入れ物のまま保存

味付けもずくは最初から密閉容器に入れられて販売されていることがほとんどなので、未開封のものであれば特に容器に移し替えることはせず、そのまま保存して構いません。

また、生もずくや塩蔵もずく、乾燥もずくに関しても、購入したときの入れ物がしっかり密閉できるような入れ物であればそのまま保存してもOKです。

もずくは冷凍保存できる？

生もずく・塩蔵もずく・味付けもずくは冷凍保存が可能です（乾燥もずくはそのままで充分長持ちするため、冷凍する必要はないので除いておきます）。

冷凍しても特に食感が変わることはないので長期保存をしたい方には冷凍保存がおすすめです。

また、再冷凍も可能なので、一度解凍したけど食べきることができなかったというような場合にはもう一度冷凍しましょう。

もずくの冷凍保存の方法

生もずくと塩蔵もずくは、一度に食べる分ずつ小分けにしてラップで包み、さらにジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存するようにしてください。

味付けもずくはジッパー付き保存袋に移し替えて冷凍保存すると良いでしょう。

すでに小分けにパック詰めされているので中身を移し替える必要はないように思うかもしれませんが、パックが冷凍保存に適していない可能性もあるのでこういった方法をとった方が確実です。

もずくの解凍方法

いずれのもずくも、解凍は冷蔵庫に移して自然解凍するようにしてください。

急いでいる場合は流水にさらして解凍しましょう。

もずくの保存方法まとめ

もずくの保存方法、賞味期限、冷凍保存に関しては

これらがポイントです。

栄養も豊富なもずくですから、賞味期限や保存方法を守って最後までおいしく食べてくださいね。